- 奈良特産品振興協会

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平成18年度・秋 「ほうれん草」と「シクラメン」

県内消費者の方々に奈良県の特産品を知ってもらおうと毎年2回、特産品ゆかりの地を巡るこの企画。今回は「ほうれん草」と「シクラメン」の魅力を知ってもらうため、宇陀方面へとやってきました。

ほうれん草の出荷工程を見学!-


まず訪れたのは宇陀郡御杖村にある奈良県農業協同組合の「御杖集出荷予冷施設」。
ここでは普段では見ることのできないほうれん草が出荷されるまでの工程を見学しました。
収穫されたほうれん草はまず、新鮮さを保つため予冷庫(5℃)で1時間以上冷やされます。
そして、根の汚れや傷んだ葉を取り除くなどの調整作業を行った後、新鮮さを長持ちさせるため半真空状態で袋に詰めます。このようにして袋詰めされたほうれん草は箱詰めされ、出荷まで予冷庫で冷やされます。ここで見たほうれん草はスーパーで見かけるものよりも大きく、緑が鮮やかでした。

大和牛に舌鼓を打つ!-

 

お昼ごはんには、みつえ温泉「姫石(ひめし)の湯」で大和牛を食べました。下でも詳しく書きますが、大和牛は指定生産農家が県内の恵まれた自然環境の中で、愛情を込めて飼育されています。自分で焼きながら食べる大和牛は、味にこくと深みがあり、とても美味しかったです。
温泉で日頃の疲れを癒していただいた後、みつえ高原牧場を見学。このセンターでは「育成牧場」、「試験研究」の2つの大きな役割が果たされています。育成牧場は、優良な和牛子牛や酪農家から育成を預託された子牛を広大な牧草地で放牧し、良質な牛に育てます。試験研究は、バイオテクノロジー等の技術開発などにより、効率的な子牛生産技術を推進させます。将来は両機能により高品質な和牛生産を進め、畜産農家に提供し、全国的に有名なブランド牛の開発を目指しています。
広い高原を見渡すことができ、そのうえ空気も澄んでいてとても気持ちが良かったです。高原の展望台から見える景色は最高でした。

 

 

宇陀ガーデンでシクラメンを満喫!-


最後に訪れたのは宇陀市にある宇陀ガーデン。関西最大級の敷地面積(5000坪)の農地で生産しているシクラメン種々がシーズンを迎え、きれいに咲き誇っていました。
奈良県は西日本における鉢花類の主力産地ですが、そのなかでも一番多く栽培されているのがシクラメンです。ご家庭での管理のポイントは、光環境・温度・水管理の3点。盛夏以外は直射日光がよくあたる窓際か明るい場所に置き、温度はできるだけ低温(5℃程度)、そして水切れには注意することが大切ですと教わりました。
一面に咲いたかわいいシクラメンに囲まれていると、とても幸せな気持ちになりました。
参加者のみなさん満足していただけたでしょうか?また次回もぜひ参加してくださいね。

今回登場した奈良の特産品