菊は古今集に12首も詠まれており、古くから大和の地とゆかりの深い花です。奈良県では明治の終わり頃から露地栽培を中心に広がり、当初は連作障害を防ぐための田畑の輪換として、米→菊といった具合に栽培されていました。昭和50年頃から雨よけ栽培の施設化がすすめられ、現在は電照栽培(日を長くする)も導入されています。県内の菊栽培の特徴は、生産する品種を集約し施設で生産する全国的な生産と比べ、露地菊中心の多品種栽培といえます。平群町の小菊をはじめとして、県内には菊の産地が多く、春から秋にかけて様々な美しい菊を豊富に提供することができます。
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